完璧じゃなくていい

休むのはさぼることのように感じて、

怠けてはいけないと、

いつも自分を追い立ていませんか?

 

何でも完璧にやらないと気がすまない性質で、

ついムキになって弱音か吐けなくなる…

 

こんなにがんばっているのだから、

認めてくれてもいいはずだ、

と思うことってありませんか?

 

でも、いつも他人に

自分の良さを確認するのは疲れますよね。

 

ほめられようと思って咲いている花ははありません。

なんと名前をつけられても、

間違って呼ばれても、

気にする花もありません。

 

その花が雑草かどうかは人の判断によるもので、

どちらでもいいことです。

大切なのは、

その人が喜んで開花すること。

 

完璧にできたから、

存在価値が生まれるのではありません。

その人らしい花を咲かせるから、

存在価値ってあるのですよ。

 

文 作家心理カウンセラー宇佐美百合子