心がゆるんでいるときの顔はニコニコして穏やかです。
かたや、心が沈んでいるときの顔はふてくされてこわばっています。
今、そっと顔に手をあててみて、もしこわばっていたら、何か思うようにならないことがあって気が滅入っているのかもしれませんね。
だったらなおのこと、表情だけでもニコッとしませんか?
そう言われても急に笑ったりできない…と思うなら、ペンか割り箸を横にしてみて。口角をイーッと上げていると、それだけで楽しい気分になっていくから。これは脳の実験で証明されていること。口角を上げると、実際におもしろいことがなくても、脳は楽しいんだなと錯覚して心をゆるめてくれるのです。
笑う門には福来たるということわざがあります。
空を仰ぐのに理由なんていらないように、ニコニコすることにも理由なんていりません。楽しい表情で心をゆるめて、幸運を呼び込みましょう!
文 作家心理カウンセラー宇佐美百合子