2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

いのちの呼吸

若いときは考えもしなかった 静寂へのあこがれ。 こころ静かにありたいと思う 切実なねがい。 身をこがすような ときめきもいいけれど、 背中あわせの葛藤は、 もう、望まない。 ただひそやかに、 生かされているようなよろこびを、 吐いたり吸ったりしてい…

微妙

真剣な人は、 深刻ぶらない。 シンケンと、 シンコクはちがう。 人生は、 真剣になれば、 ますます磨きがかかるけど、 深刻になれば、 どんどん暗くなっていく。 さあて、 自分は、どっちの顔してる? 作家 心理カウンセラー宇佐美百合子

いまこそ

人生は、 そのトシになってみないとわからないことで 埋め尽くされている。 ひとつひとつの移ろいを、 おもしろいなって感じたら、 トシの分だけ、感動がある。 なのに、つい、 あれもない。これもなくなったって 失ったものをかぞえがち… まだまだ、旅の途…

分かれ道

なにをやっても うまくいかないとき、 人は、神に祈る。 なんとかきりぬけると… 今度は、 ふた通りの人生を歩みはじめる。 すっかり、神を忘れる人生と、 いっそう、神に感謝する人生。 文 作家 心理カウンセラー宇佐美百合子

夢のある暮らし

いくつになっても、 夢を語れる自分がいたら うれしい。 小さな夢。 大きな夢。 そのためにできることをして、 たんたんと このときを送る。 それが、 いつ終わってもいい 人生の過ごし方。 文 作家 宇佐美百合子

ごあいさつ

みなさん、宇佐美百合子先生の言葉を読んで くださり、ありがとうございました。 携帯が故障のため、最後の更新となりました。すみません。このブログは、これで 終わりにします。今までありがとうございました。 しあわせの白い鳥より

あわてないで

傘がまったく役に立たない よこなぐりの雨。 ぬれる覚悟でみをかがめ、 細目をあけて、そろそろ進む。 もし、突然、 人生が暴風雨にみまわれたら、 おんなじようにすればいいんだ。 あせらないで、 抵抗しないで、 そのときできることをする。 ずぶぬれにな…

これさえあれば

いつも、他人のモノサシで、 自分をはかってた。 他人の都合で、 自分の価値が、 上がったり下がったりした。 そんなバカげたことは、 もう、ヤメヤメ。 これからは、 自分のモノサシが あればいい。 それには、どこを見ても、 サイコウ! と刻んである。 文…

解放

眠れないくらい悔しかったことを、 水に流そう。 長年、わだかまっていたものを、 終わりにしょう。 ゆるすということは、 人生で、もっとも偉大な行為。 だからこそ、 真の勇気が必要だけど・・・ 思い切って、 自分を傷つけた相手を、ゆるす。 もうひとつ…

出発点

人生の法則は、 とってもシンプル。 避けたくても、 自分のしたことは返ってくるし、 求めても、 自分のやったことしか受けとれない。 いつもここが、 人生の出発点。 だから、 いま、ここで、 よいおこないという種をまく。 文 作家・心理カウンセラー宇佐…

口癖

もうトシだから・・・ そういうのは、やめよう。 だって、 いまの自分が、 人生で、いっちばん若いんだから! 文 作家・心理カウンセラー宇佐美百合子

大きな木

大きな木に抱きついて、 両手をそっと木肌にあてた。 こころが凍りついたように縮こまって、 言葉が出ない。 ただ目を閉じて、じっとしてた。 すると・・・ 先に、木が動いた。 手のひらに風が吹いて、 カチカチに凍りついたこころが、 ゆるゆると溶けていく…

命の大きさ

土けむりをあげる荒涼とした大地に、 ひょっこり現れた 名も知らない野草。 とっても小さいけど、 ものすごい生命力を見せつけて、 いばってる。 雑草と呼ぶのは、 なんだか失礼な気がして、 それとなく、まわりのジャリをはらい、 吹きだした命を歓迎した。…

宇宙のかたすみで

浜辺にたたずんで、 ゆるやかに弧を描く水平線を 見つめてた。 真っ赤になった太陽が、 もうすぐ、 水平線の向こうに沈む。 ふだんは、すっかり忘れてる・・・ 足元の地球がまるくって、 地球が、太陽のまわりを まわってるなんてこと。 まあるい太陽と惑星…

風になって

モヤモヤして、 気分がすっきりしない日は、 ジタバタするのをやめて、 ひとり静かに こころの世界を旅しよう。 まず、目を閉じて・・・ これまで見た最高の景色を 思い浮かべる。 たっぷり息を吸いこんで、 フウーッと、 細くてなが~い息をはきながら、 疲…

生まれたときから

愛されてないと思うから、 どうでもよくなる。 必要とされてないと思うから、 やる気をなくす。 そんなふうに決めつけて、 自分をおいこむのは、なぜ? どれほどと、 はかれるようなやさしさを 求めてるの? あなたが、気がついてないだけで、 あなたは、こ…

手に入れたもの

よく、ガマンしたネ。 よく、がんばったネ。 おなじ苦しみは、 もう、続かない。 あなたは、 これまで苦しんだぶん、 本当のしあわせに近づいた。 へこたれない強さと 弱いものへのやさしさを、 両方、手に入れたんだよ。 これからは、 ガマンしなくても だ…

春・夏・秋・冬

見わたす限りの雪景色、 白い静寂につつまれた、冬。 泥だらけになった雪が消え、 いっせいに新芽が吹きだした、春 緑の草原をアリがゆきかい、 サンダルにものぼってきた、夏 今、おなじ場所を、 落ち葉を踏みしめて歩く、秋。 大自然の営みは、 いっときも…