評価されるのっていやですよね。
審判を仰ぐために生きてるんじゃないのに、
どうして他人の目ばかり気にしなくてはいけないの?
否定されるのっていやですよね。
人からほめられないと自信が持てないように、
いつの間にかなってしまった自分が悔しいです。
偉人といわれる人たちの人生を見ると、
没後何年も経ってから脚光を浴びるのは常だし、
何百年ものちに業績が評価されることはあるけれど…
人生はそんなものだと世界がいくらいったところで、
神様には、世間の評価も没後の栄誉も関係ないと思います。
すると、天は何を見守っているのだろう…と考えてしまう。
たぶん人生には、自分を慈しんで生きたかどうか、
自分を深く愛したかどうか、しかないんですよね。
人のために何かできるのは、その深い愛があふれた結果で、
評価のために何かしようとがんばれば別物になってしまう…
評論好きな人たちの顔色をうかがう人生はおしまいにして、
自分の好きな生き方を自分のためにはじめましょうよ。
自分が天に対して堂々と生きていくこと
それ以外に、必要なものってありますか?
文 作家心理カウンセラー宇佐美百合子