ぬくもりを味わって

愛するものにやさしく触れるとき、

 

体中によろこびのホルモンが分泌されて

幸福のエネルギーが沸き立つ。

 

それを、タマシイの自分はとても歓迎する。

 

愛と真心をこめて

なでよう。

 

親の背中を。

子どものほおを。

パートナーの手を。

 

これはカラダがあるからできること。

 

いま、いっしょにいられるからできること。

 

何気なく触れる程度じゃもったいない。

 

ひたすら慈しんで、

ぬくもりを感じていたい、という気持ちを大切に。

 

ほんとうにいまだけの、貴重な触れあいなんだから。

 

 

文 作家心理カウンセラー宇佐美百合子