光の贈り物

できるならあの人に謝りたい、と思っているけれど、

実際にはできそうにないときってあるでしょう?

あの人がボロボロに傷ついている、とわかっているのに、

どうすることもできないときがありますよね。

 

そんなときは、光の贈り物をしましょう。

 

だれもあなたのギフトに気づかなくてもいいんです。

目を閉じて、あなたの光でその人をおおいます。

白い光の中で、その人が癒やされるようにと祈ります。

ただそれだけのギフトだけれど、毎日届けられます。

あなたの愛が見えない光の束になって

その人の心の傷を少しずつ癒やしていくのです。

 

光は無限にあふれてきます。

私たちがそういう存在だということを、

あなたが思い出すいい機会かもしれません。

 

地球上の悲しんでいる人たちにも

悲しみをたずさえて疲れている地球そのものにも、

あなたの光を送ってあげてください。

 

あなたが愛にあふれて祈るとき、

もっとも満ちたりて癒やされるのは

もしかしたら、あなた自身かもしれません。

 

 

文 作家心理カウンセラー宇佐美百合子