どんな立派な人の意見も、
家族の、そしてあなたの意見も、
世の中にたくさんある考え方のひとつです。
どれが絶対に正しい、ということはありません。
けれども、人はときどき勘違いをします。
正しい考えを選ぼうとしている自分の
考えることは正しいと思い込みます。
そうすると、考えの違う人に向かって
間違っていると責め立てます。
場合によっては塗り替えようとします。
考え方も、その人の個性です。
しかも、成長とともに変化していくものです。
それぞれが自分にとっての正しい考え方を、
時代とともに検証しながら生きています。
あなたがいまの考え方を変えるべきときは、
だれかに間違っているといわれたときではありません。
あなた自身が、
いまのままでは幸福てはない、と思ったときです。
文 作家心理カウンセラー宇佐美百合子