小さなストレスは大きなタメ息で吹き飛ばそう

ストレスを感じると、なんとなく息苦しく感ませんか?

それは、知らないうちに呼吸が浅くなって、酸欠気味になるからです。

その状態で深呼吸しても、最初に吸うからはじめるので、肺の底に溜まった重たい空気を出せないんですね。

肺の空気が入れ替わらなければ、気分はすっきりしません。そこで、何度も大きなタメ息をつくほうが効果的なんです。

前かがみになって、体によくないものは出ていけ〜と意識しながら、よどんだ空気を大きなタメ息で吐き出しましょう。

大きなと書いたのは、最後の最後まで残息を吐き切ってほしいからです。

吐けば自動的に吸うから、ここでは吐き切ることに集中して。

吸うときは、今、宇宙の元気を吸い込んでる!と意識します。

ストレスは、小さなうちに手当てするれば、心のしこりになりません。疲れたなと思ったら、タメ息をついてさわやかな気分をとり戻しましょう。

 

文 作家心理カウンセラー宇佐美百合子