私にはちょうどいい

上を見てもきりがないし

下を見てもきりがありません。

だからほどほどにあきらめるというのではなく、

自分の身の丈で精一杯がんばる満足があります。

 

等身大の自分が見えてくると、

自分にとってちょうどいい状態がわかります。

自分はそれ以上でもなければ

以下でもないという感覚です。

 

そこからあふれる

私にはこれがちょうどいいは、

なんとやさしい言葉でしょう。

 

安心したい一心で

まだダメ、あれもいると目をつり上げてがんばるより、

自分にはるかにやすらかな方法があります。

 

自分に備わったものを素直に生かして、

当たり前にすでにあるものを喜んで受け取る…

 

人にも物にもたっぷり敬意を払って、

ちょうどいい関係の中で快適に暮らす…

 

こうして、いつも感謝の心で生きていけば、

あなたはきっとだれから見ても美しいし、

神から見てもちょうどいい…

 

 

文 作家心理カウンセラー宇佐美百合子