あなたが必死で成長しようとしているのに、
喜んでともに進もうとしない人がいます。
心の話をしようとすると、
白けたように目をそらす人がいます。
そんなとき、あなたはどうしますか?
自分がその人を何とかしようとするのも、
私ならその人に何かできると思うのも、
あなたの不遜な思いかもしれません。
その人が体験したい世界があなたと違っても、
それは仕方のないことです。
ただ、あなたを引きずり込もうとする圧力を感じたら、
そのまま見守っているこては難しくなるでしょう。
ときには、あなたの成長を妨げたり
少しも応援してくれない人間関係から、
身を引く覚悟も必要です。
そっと置き去りにする勇気が、
あなたをもう一回り大きくします。
文 作家心理カウンセラー宇佐美百合子