夜の闇

こころがちぎれそうな一日が、

ようやく、おわった。

 

 

ベッドにもぐりこんで、

いつもは大嫌いな夜の闇に

とっぷり、おおわれる。

 

今は、しはらく、

なんにもない世界に浮かんでいたい。

 

あしたのことは、

あしたになってから考えよう・・・

 

 

 

文  作家・心理カウンセラー 宇佐美百合子