あなたのがんばりはかならずだれかが見ている

私にしかできない仕事がしたいと思いながら、私でなくてもできる仕事に毎日追われています。がんばってはいますが、無性に情けなくなることがあって、そんな自分に手を焼きますという相談を受けたことがあります。

 その女性にいったことを思い出しました。

世の中には私にしかできない仕事なんてありません。あるのは私にもできる仕事だけです。だけど、そこに魂を注ぎ込めば私にしかできない結果に出会えますよ

 そんなふうに考えたら、与えられた仕事に精が出ませんか?

 あなたのがんばりを見ている人はかならずいます。

 それが上役でなくても、顧客でなくても、かまうことはありません。

 あなたの仕事の一部始終を、少なくとも天は見ていて、あなたのがんばりに応じた感動のフィナーレを用意してくれるに違いないのだから。

 それをやりがいに、いつも自分の最高の仕事をするようにしましょう。

 

文 作家心理カウンセラー宇佐美百合子