ごう慢

苦労して積みあげたものが、

一瞬で、

くずれ去った。

 

人生の積み木くずし。

 

おごった自分が

招いたものを、

いやというほど

見せつけられた。

 

どん底で、

必死になって反省した。

 

ここまでくればだいじょうぶと、

いい気になってた自分…

 

ひとりでやったような顔をして、

天狗になってた自分…

 

ようやく、

謙虚さをとりもどしたころ、

 

奈落の底から、

ジワジワッと、チャンスが湧いてきた。

 

 

文 作家、心理カウンセラー宇佐美百合子

 

しょっちゅうごう慢になりやすい自分です。

この文を読んで、己のごう慢さに泣かされます。

ごう慢の星の下に生まれてたようなもんで、

反省がたりない幸せの白い鳩でした。

本当に積み木崩しなんです。