ずっと、被害者でいないで。
自分を信頼していた友を裏切るのは、
どんな気持ちだろう・・・って、
相手の気持ちになって想像すれば、
そうしたくてするはずがないことと、
そうするしかなかったことがわかる。
その友は、
たぶん、心の中で詫びながら、
自分のしたことを背負っていく・・・
そこで、
もう許そう。裏切った理由なんてどうでもいい
と思えたら、
自分が救われる。
何が何でも、裏切った理由をしりたい
と思えば、
相手をせめないで、一度だけ尋ねよう。
どんな答えが返ってきても、こなくても、
その日を限りに、
心の決着をつけるつもりで─
文 作家・心理カウンセラー 宇佐美百合子