2022-01-15 夜明け前 気が遠くなるほど、暗くて長い道のりを、 あなたは夢中で歩いてきた。 そして、とうとう力尽きて、 その場にしゃがみこんだ。 もうダメ… けれど、 真実を映し出す鏡には、 あなたは、こんなふうに映っている。 歩いて、歩いて、 ついに、待ちに待ったときを迎えた。 今は、人生でもっとも暗くて寒い、夜明け前。 もうすぐ、 光の階段をかけあがるために、 あなたは、思いきりジャンプする! 文 作家心理カウンセラー宇佐美百合子